リマップ re-map

デコーダのファンクションに付いて、スロットルのボタンとデコーダのファンクションの
組換えをする機能で、CV値のプログラミングによって変更する。ただし、この機能の有無や、設定方法については、デコーダによってまちまちなので注意されたい。

[snjpn]

NMRAでの[推奨規格](http://www.dcc.info/standards_rps/rp922.html)があります。
ただし各メーカーがこれに従う必要はありません。

[nya]

マッピングmappingとは数学用語で写像のことである。実数から実数への写像が関数であるともいう。従ってある数値とそれと組み合わせる機能が対応するよう割り当てることをmappingといい、それの組替えはre-mappingである。
デコーダのみならずコマンドステーションの設定を替えることも言う。例えばSoundtraxxの蒸機用デコーダとディーゼル用デコーダのベルのファンクション#が異なるのでキャブ側で統一するときにも用いる。

[Tad]

クェンチャー quencher

リレーなどの誘導負荷(コイルが内蔵されている負荷)をファンクション端子を用いて駆動するとき、コイルと並列に接続したダイオードのこと。電流をOFFにした瞬間に生ずる逆起電力を短絡して消す(quench)目的でこのダイオードが設置される。これをつけないと一瞬でデコーダが昇天するから注意されたい。

[Tad]

バス bus

レールへのき電線(給電線)のこと。会社によっては3ftごとに,すなわちレール1本ごとにき電線をつけよと指定している。要するにレールジョイナーを信用してはいけないと言っている。バス・ケーブルは十分太いもの(10mなら2平方mm以上)を使うように指定されている。

バスにはコントロール・バスもあり、これはパワー・ブースターが何台かあるときにそれらを結ぶものである。

[Tad]

スピード・テーブル speed table

DCCでは、ノッチ段が、14,28,128の三種類有ります。
最近のデコーダは概ねすべてに対応しています。
このノッチ段に対応する出力を決定するのがスピードテーブルです。

通常、デコーダ初期状態では、Min(cv2),Mid(cv6),Max(cv5)で決定します。
その他、28スピードテーブル(cv67-94)を持つデコーダも有ります。

128ノッチ段のときのスピードテーブルとの対応関係は、
中間値を計算で求めるようになっています。

[snjpn]

スローモーション・ポイントマシン slow motion switch machines

アクセサリー・デコーダの出力は時間と極性とを指定できるので、それを応用して小型モータをポイントのトングレール転換に利用する。

いわゆるスローモーション機構には2系統あり、リミット・スウィッチ付きと無しとがある。

前者は普通の小型モーターをネジや歯車で駆動し限界点まで行くと自動でOFFになるものであり、逆電圧を掛けると反対のリミットまで行くというものである。この場合通電時間は無限大でよい。後者は作動時の電流が特別に小さいモータを使用しているので、直列に接続した1KΩ程度の抵抗器を介しても難なく作動する。リミットまで行くと停止するが、通電を停止する必要は無い。ストール時(負荷が大きく動けない状態)のモーターは単なる細い銅線のコイルに過ぎず抵抗値は小さい。電圧は外部抵抗のみに掛かるといってよいのでモータは焼けず、外部抵抗はほのかに温まる程度である。

この種のモーターはアメリカで民生用(主としてエアコン関係)として古くから存在していたが、1980年代後半から鉄道模型用として使用され始めた。

[Tad]

リグロイン ligroin

炭化水素の混合物であり、接点復活剤としてレールに塗布すると飛躍的な改善が見られるもの。

沸点135〜145℃程度の炭化水素であり、各種用途の溶剤として用いられる。不揮発分がないのでべとつかず、レールや車輪の汚れは軟化して押し出され、乾いて落下する。臭いはほとんどないので室内での使用にも問題はない。また引火の心配もほとんどない。

[Tad]

クロッシングの配線を簡単にするには

 クロッシングは設置したいが、その配線のややこしさを考えると手が出せなかった方におすすめするアイデアがあります。

 リバース・ループ・ユニットとかオート・リバーサーと呼ばれるものがあります。これをクロッシングの相対する二つのフログに結線します。残りの二つのフログは普通に接続します。これでどちらから列車がきても全自動で切り替えられます。

 この応用法は市販製品のマニュアルには書いてありません。Lenzの製品は短絡検知の電流値が大きく面白くありませんでした。SNJPNの製品の動作の方がはるかに上質です。

 工夫すると他にも応用できるものがあるでしょう。私のダブルスリップはポイントマシンがありますのでその動きでマイクロスウィッチを切り替えています。要するに、これは近くにポイントマシンがないときに役に立つ方法とご理解ください。図はSNJPNさんにお願いしました。

[Tad]

Crossing

電圧の違うモータでも使える

 投売りされている型遅れのデコーダをこまめに買っておきます($12くらいからあります)。動力車のみならず、もう一台モータを積みたい車輌にそのデコーダを付けます。空調用の発電機のプルプル音とか、エンジンの回転軸が露出しているのを表現したいときに簡単にその作動を再現できます。最近は、携帯電話のバイブ・モータが1個百円以下で売っていますし、マブチモータでもいいのです。モータ出力電圧は自由に選べるので便利です。

 最近秋葉原でスイス製コアレス・モータを格安で入手しました。規格を調べてみると6V用とか9V用でした。DCの時代は、これをどのように使うかはかなり頭の痛い話でしたが、DCCなら何の問題もなく使えますね。

[Tad] 

集電不良はリグロインで

 集電不良はデコーダのCVが飛んだりするのでどうしても避けるべきです。今までアメリカ製の接点復活剤を使ったり、溶剤で拭いたり、特殊洗剤で拭いたりしていましたがあまりよい結果が得られませんでした。

 ところが溶剤として炭化水素のみを含むものを用いると安い上に残渣がないので始末が楽であることが分かりました。私はリグロインを使っています。沸点140度くらいの炭化水素の混合物で、500グラム600円から1000円くらいでしょうか。工業薬品店で簡単に手に入ります。ハンコが要るかも知れませんが、とにかく簡単に手に入ります。見かけは灯油です。ただし臭いはほとんどありません。リグロインは石油ベンジンと呼ばれる物のうちやや沸点の高いものです。灯油やガソリンの成分と同じです。灯油やガソリンはわずかの残留硫黄分や添加剤のせいで臭いがありますが、炭化水素はそれ自身臭いはほとんどないものです。 

 これをエンドレスの所々にスポイトで置いておけば全周に広がってくれます。拭き取りの必要はありません。タイヤの汚れも取れ、レールの脇に押しやられて乾いて粉になって落ちます。
 メルクリンやLGBが売っている発煙剤もほとんどリグロインといってよいものです。工業薬品店に縁がない方は、少々割高ですがこれを使えばOKです。

[Tad]

焼けてしまったデコーダの再利用法

 モータ回路が焼損したが灯火やFunctionが活きているデコーダを捨てるに忍びず保管してありませんか?

 それを使えば、寝台車のコンパートメントの明かりを一部屋ずつ点滅させることが出来ます。私の友人は1台の客車に5台のデコーダを積んで楽しんでいます。 

[Tad]