HOレイアウト:配線(1)

線路敷設が一通り終わったので、給電の配線を進めています。Kalmbach の本には、バスとなる太いワイヤーを線路に沿って敷き、これから給電線を分岐させるように書いてあります。基本的にはこの通り進めているのですが、給電線の分岐方法は被服をむいて枝電線をハンダ付けしたり、分岐コネクターを使えばよいと書いてあります。

これでも悪くはないと思うのですが、万一配線を間違えた場合や、問題があってチェックする場合のことを考えると、給電線同士は線路を介して接続されていますから、配線側も一本につないでしまうとテスター等によるチェックが難しそうです。やはり、配線側は切り離せる方がいいだろうと考えて、端子板を使うことにしました。

下がその写真です。端子板から右へのびている太い線がバスです。6Pの端子板は短い線を使って3個ずつ接続してあり、これに線路にハンダ付けした給電線をねじ止めしています。線の端は、そのままだとばらけてきて接触したり、断線したりしてトラブルの元になりやすいので、圧着端子を使って処理しています。

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この作業のために、ワイヤーストリッパーと圧着工具を買いました。それぞれ5000円弱と結構しますが、作業が楽しくなりました。DCC用の給電配線にしているので、ポイントの切り替え方向に関係なく常に通電していて、線路のどの区間でも動力車を動かせるようにしています。このため、アナログの動力車をレイアウト上に複数置いておくことはできなくなりつつあります。

配線作業はレイアウトの下に入って行うことになります。椅子に座って運転することとし、線路面の高さを1mに設定しているので、レイアウトの下に座って入ることができます。これでとても作業が楽に進められています。

BLI ハドソンの金属音

Broadway Limited Imports の NYC ハドソンを以前買ったのですが、走らせると金属が擦るようなキーキーという音がするので気になっていました。

製作中のレイアウトにエンドレスができて走らせていると、ちょっと前に作った Accurail 製のPRRボックスカーも同様のキーキー音をたてることに気がつきました。こいつは走りも悪くて、手で押してもかなり抵抗が大きく転がりの悪い車両でした。そこで、いったん車輪を外し、田宮のミニ四駆用グリスを台車の軸受けのところに付けてやると、嘘のようにスムーズに走るようになりました。この分だと、他のキットや完成品の貨車もすべてグリスをさした方がいいのかもしれません。

使ったグリスは商品名は「ミニ四駆チタングリス」というもので、チタンの粉が入っていて滑りがいいのだそうです。プラモデル用のグリスですので、プラスチックパーツに悪影響があるということはなさそう。ミニ四駆は、プラモデルのイメージからは想像できないくらい高速で動くモデルなので、潤滑剤の性能も良さそうです。それに、なんといっても安いですし(定価150円)、プラモデルコーナーで容易に手に入るのもいいと思います。

これに気を良くして、ハドソンも F8 で消音して走らせてみると、キーキー音は主にテンダー付近から出ているようでした。そこで、テンダーの車輪も外してグリスを付けてみたら、みごと解決してキーキー音が止まりました。

BLI テンダーの軸受けは、ピポット軸の先端を受けるようなすり鉢型ではなく、プラスチックの部品に単に穴があいているだけのようでした。穴のふちが支点になっているのかもしれません。これだと、注油が必要そうですね。

気をつけないといけないのは、機関車本体だけではなく、テンダーの車輪からも集電しているので、車輪を外す前に絶縁ブッシュの方向をメモしておいた方がいいということです。機関車本体と集電の方向を合わせないとショートしてしまって動きません。まあ、ダメなら逆にすればいいだけのことですけれど、二度手間になります。私は、やり直す羽目になりました(^^)。

HOレイアウト:線路敷設(3)

この間から線路施設を続けていましたが、ようやく部屋を1周してエンドレスになりました。仮のフィーダをつけて、列車が走っています。写真は、部屋の北面の駅部分です。駅の背後側の3本の線は、背景板の後ろの隠しヤードになる予定です。そのうち、オキュパンシー・ディテクターを付けようと、隠しヤード部分は絶縁して別区間にしてあります。

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トラックプランは、Iain Rice 著の『Small, Smart & Practical Track Plans』の P64 に載っている、「Okehampton」を基にしています。部屋の壁面に沿った単線のエンドレスがひとつあり、エンドレス上には二つの駅があります。ひとつはヤードを持つ駅、もうひとつは交換線のみを持つ小さな駅です。また、この小さな駅の後ろには隠しヤードがあります。元のプランは、1960年代の Boston & Maine をイメージしていて、モーグルやパシフィック、BL-2 や Fディーゼル、それからガスエレクトリックカーやRDCが似合うとされています。比較的小型のSLやDLが秋の紅葉の中を走る姿をイメージしてこのプランを選びました。


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もともとは12’×8’の壁面に沿ったプランなのですが、これを8畳の部屋におさめました。8畳の部屋だと一辺は12フィートありそうなのですが、実際の部屋の内寸は11フィートしかありませんでした。それで、元々のプランでは緩めのカーブだったのを、22インチ(=550R)に縮めました。また、地下の隠しヤードもやめました。部屋の出入り口の部分はプランのようにはならなかったので、北面(もとの本にはB−サイドと書かれています)の線路配置は随分変更することになりました。

実際に線路を施設してみると、Rice 氏のプラン図は非常に巧みに描かれていることが感じられました。部屋の都合でポイントの位置を動かしたのが原因で、バランスが崩れてしまった気がします。また、緩やかなカーブが巧みに多用されているのですが、なかなかこんな風に線路を敷くことができず、なんだか優雅さに欠けてしまった気がします。

しかし、エンドレスになって列車が動き出すとそれなりに楽しい気分です。使っている Peco のポイントはバネが入っていて手動でも切り替えて遊べますから、フィーダーを付けつつ走行テストをするつもりです。

HOレイアウト:線路敷設(2) と暴走機関車

Peco のポイントが意外と早く届いたので、フィーダは後回しにして線路の敷設を続けています。部屋の壁面にそって一周する計画なのですが、部屋の南面がだいたい終わりました。エンドレスになるにはまだまだですが、駅構内およびヤードの部分が出来上がって、線路はC型の形状になりました。

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さっそく、C型の端の部分にクリップで給電して列車の走行テストをしています(走らせて遊んでいるともいう)。全長5mくらいの長さですので、アナログの機関車を走らせる分には特に問題はありません。DCCだと3フィートおき(1mおき)くらいにフィーダをつけて給電した方がいいという話ですが、一応これでも走っています。

ただし、手持ちの機関車のうちで1台だけ問題がありました。給電点に近いところを走っているうちは良いのですが、反対側の端に近づくとコントロール不能になって一定速度で走り続ける、「暴走機関車」になってしまうロコがありました。結構再現性があり、同じくらいの位置で毎回コントロール不能になります。暴走状態になる位置でも、いったん電源を切って停止させると進行方向を変えるコントロールは受け付けますが、走り出すとまたコントロール不能になります。

給電点から遠くなるとDCCのコントロール信号の波形もだんだん崩れてくると思うのですが、この機関車は自分のモータから出るノイズのために、信号を見失っているのではないかと思います。もちろん、ちゃんとフィーダをつければ解決する問題だとは思いますが、今のように条件が悪くて動作テストができるうちに、モーターにコンデンサーをつけるなど対策をしておいた方が良いかもしれないと考えています。

Con-Cor のグースと新製品など

Con-Cor の Pioneer Zephyr を調べていろいろみているうちに、同じCon-Cor のギャロッピング・グースの写真を Walthers で見かけました。

昨年冬に雑誌で紹介されていたのは、レールバス「The Galloping Goose、Rio Grand Southern #5」でした。これはHOバージョンです。Con-Cor からは、HOn3バージョンと、HOバージョンが出ています。本物は3フィートゲージなので、スケールに忠実を重視するならばHOn3を選ぶんでしょうけれど。

これは貨物車としての現役時代の姿を忠実に写したものだと思いますが、ナローゲージブック2に載っていた写真に比べると、なんとなくあっさりしすぎのような気がしていました。もっとよくサイトをみてみると、「 Rio Grande Southern #5 (As In Dolores, Colorado)」と「 Rio Grande Southern #4 (As In Telluride, Colorado)」というのを見つけました。側面には、派手なRGSのロゴと、ダチョウのレタリングも入っています。これは観光鉄道になって改装した後の姿のようですが、写真が掲載されていたのもこれでした。なぜか、この姿に惹かれています。

同形車のHOn3バージョンはこちらです。こんな風に車体がはみ出している方が、ナローらしくていいですね。

DCCなしのモデルは Walthers に In Stock となっていますが、サウンド/DCC 付きのものはこれから出てくるようです。このサウンドについては、「DCCらくがきノート」にTadさんが記事を書いておられましたが、なかなか楽しそうです。

実写で存在したHOn3バージョン以外に、HOバージョンを出したり、レタリングもD&RGWに加えて、サンタフェ、ユニオンパシフィック、ペンシルバニアやニューヨークセントラルまで出したりしているところが、Con-Cor が悪くいわれている遠因なんでしょうか…

もうひとつ、ナローゲージブック2には、実物写真の次の記事に、On2 1/2 (=On30)で作られた作品が載っています。On30のグースといえば、Boulder Valley Models もフリーランスのグースを計画していて、試作品の写真がMLをにぎわせたこともありましたが、あちらはどうなったんでしょうね。

HOレイアウト:線路敷設(1)

注文してあった Peco の線路が届きました。コード100の木製枕木タイプで、DCCに向いている Insufrog のポイントにしました。ただ、注文するときにタイプミスをして Large Left と Medium Left の数を入れ替えて頼んでしまい、Medium が不足して Large がたくさん余ってしまいました(;_;)。自分のミスですからしょうがないですね。そのうち、余ったポイントを使って機関庫のセクションでも作りましょうか。

ヤード部分の一番奥の南西の角に、試験的に線路を引いてみた家具工場の部分があります。この先を延長しても Medium Left のポイントはあまり関係していなかったので、南東の貨物駅まで線路を延ばしてみました。フレキシブルレールの設置は結構厄介ですが、ジョイナー部分をすべてハンダ付けしたので、スムーズに走るように固定できたようです。

東西3m少しの区間ですが、往復運転ができるようになりました。思いっきり走らせる… という訳にはいきませんが、サウンドを出して雰囲気を楽しんでいます。写真に写っているのは、最近ようやく届いた Broadway Limited Imports 社の NYC E7A です。以前雑誌に掲載されていたモデルでは塗装が青みがかっていたようですが、実物の模型(あらら、模型の実物か)を見るとそれほどでもないような気もします。

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ポイントが届くまでの間に、フィーダやポイントマシンの配線も試しにやってみようと思っています。どうやら梅雨に入ったらしく雨が続きそうですから、作りかけの車両の塗装はしばらくお休みになってしまいそうです。

Pioneer Zephyr のページ

シカゴのMusium of Science and Industry サイトの中に、Pioneer Zephyr のページを見つけました。歴史や車両の解説、写真がたくさん載っています。展示されている実物を、QuickTime 3D で動かしてみることのできるページ「Virtual Tour」もあります。これはなかなか楽しく、写真をドラグして向きを自由に変えることができます。解説ページを見て、Zephyr は電気式ディーゼル車両だったということを知りました。

Pioneer Zephyr が登場するという映画「Silver Streak」が撮影されたのは1934年のことだそうです。どうやらVHSで出ているようで、販売しているページもありました。

また、保存車両の写真が、サイト「The Burlington Pioneer Zephyr」に掲載されています。

しかし、Model Railroaderフォーラムの「The 1934 Pioneer Zephy のスレッド」を見ると、Con-Cor の評判はあまり芳しくないようですね。「とれいん」誌の2003年11月号やMR誌の2004年1月号の製品レビューには、同社のグースの製品評価が出ていますが、こちらにはあまり悪い話は書いていないようです。

もうひとつ、「Railway Classics」というところも Silver Streak Zephyr の広告を出していますが、2005年以降のリリースのようです。ここはブラスモデルのようなので、値段も相当かかりそうですね。もう売り切れてしまったようですが、同形の「Twin Cities Zephyr」は7両編成で2695ドル、機関車が1両710ドル、重連で1335ドルだったそうです。

ATLAS サウンド付き Dash 8-40CW

アトラスのHP新作情報にHOスケールのDash 8-40CWがでています。デコーダなしのシルバー、QSI サウンドデコーダ付きのゴールドの2種類がでるそうです。シルバーが140ドル弱、ゴールドが250ドル弱で、今年の12月発売予定だそうです。

同じ頃にリリースされるはずの、BLIのAC6000CWが18インチカーブ(450R)推奨なのに対して、アトラスのDash8-40CWは22インチカーブ(550R)が推奨なのがちょっと気になります。

HOレイアウト:道床

少しずつ進めているHOレイアウトですが、道床の貼付けがだいたい終わりました。道床には、ウッドランドシーニクス社の「HO Track Bed」を使っています。箱にも「Revolutionary」と書かれていますが、素材がラバーでできていて多少ならば圧縮が効くので、ポイント部分の張り合わせ工作は楽にできると思いました。一箱24フィートと書かれているのを4箱半くらい使いましたので、総線路延長は30mくらいということになるでしょうか。

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トラックベッドは一つの業者から一度に買ったのですが、箱ごとに微妙に厚さが違いました。また、カーブでは半分に切断して沿わせるように切れ目が入っているのですが、これが表から入っているものと、裏から入っているものがありました。また、この切れ目がちょうど真ん中には入っていなくて、1mmくらい中心から外れたところに入っているロールもありました。結構大雑把かもしれません。実用上は困らないようですけれど。

工作を始めてから水野良太郎氏の本を読んでいたら、「スポンジ道床を使ったら10年くらいで風化してぼろぼろになった」と書かれているのを見て、若干不安が。次はレールを敷きますので、注文したポイントが届くのを待っています。

電球色LEDを使った、LifeLike SW9 の DCC 化

TTX SW9/12 を使った HO の LifeLike SW9/1200 の DCC 化です。これまでは、白色 LED を使ってきたのですが、今回はコメントで教えていただいたマルカ電機から入手した電球色 LED を使ってみました。永末さん、ありがとうございました。因に、マルカ電機のサイトにも、ちゃんと「鉄道模型ファンに好評の」と書いてあります(^^)。

LED の径は 3mm ですので、5mmφの時とは違ってシェルの取り付けにも問題がありませんでした。明るさは、白色LEDの時に比べると少し暗めに感じられますが、それでも電球よりはだいぶ明るいように思われます。シェルをかぶせてみても、ストロボ下でヘッドライトが点灯しているのがわかるくらいですから、明るさは十分です。色はもちろん電球色なので、元々ついていた電球を使っている後退のヘッドライトとも違和感がなく、なかなかいい感じです。

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