コンシストとは動力車の編成のこと。例えばディーゼル機関車の多重連を考えよう。それぞれの機関車の前後は決まっている(決めておかねばならない)。編成したとき一部の機関車が逆行することは避けねばならないので、1台ずつF,Rを指定してコンシストを組む。
最も前方の機関車の番号が編成の番号となるので、その番号を使って呼び出すことになる。汽笛は最前方の機関車しか鳴らない。
[Tad]
OナローとHOナロー
コンシストとは動力車の編成のこと。例えばディーゼル機関車の多重連を考えよう。それぞれの機関車の前後は決まっている(決めておかねばならない)。編成したとき一部の機関車が逆行することは避けねばならないので、1台ずつF,Rを指定してコンシストを組む。
最も前方の機関車の番号が編成の番号となるので、その番号を使って呼び出すことになる。汽笛は最前方の機関車しか鳴らない。
[Tad]
運転用の本線とは電気的に独立した区間を設け、動力車に搭載したデコーダのプログラミングを行うための配線をした線路の名称。コントローラには、この区間を利用するための専用の端子とモードがある。この区間に置いた動力車をコントローラから供給する電力で走らせることはできないので、6Pスイッチを設けて本線用の配線と切り替えられるようにする。また、プログラミングトラックに供給される電力は本線よりも小さいので、動力車にデコーダを設置したときの最初のテストにも使用する。
[taknom]
プログラミング・トラックをレイアウト上のどこに設けるかは熟慮せねばならない。
多くの解説書ではターンテーブルの枝線の一つを採用せよとある。もっとも、手を伸ばせばすぐ届く位置になければならないことは言うまでもない。
[Tad]
リバース・ループ・モジュール、オート・リバーサーとも言う。リバース・ループに進入した列車は、いずれ逆向きにリバース・ループを出て行くが、線路の極性が逆になるので電気的短絡を生じる。
DCCのコマンドは機関車の動輪の回転方向を規定するのでそのままループから出ても何らの支障も無い。しかし線路への給電の整合性を保つため極性反転装置が必要となる。
この装置はリバースのみならず、三角線、転車台、クロッシングに不可欠のものである。
[Tad]
元々動力車についているアナログ用の基板(前進/後退のランプ切り替えや、常時点灯の回路が付いていることが多い)を、そのまま置き換えるような大きさ・端子で設計されているデコーダのこと。PNPタイプの次に容易かつ綺麗に搭載することができる。
[taknom]
ひも付き、要するにハンドヘルドのキャブに電線がついていてコマンドステーションにつながっている状態。無線ならばワイヤレスまたはレイディオ・キャブという。ウォーク・アラウンドを実現しようと思えば有線では不可能ではないが面倒である。歩きながら順次プラグを差し替えて行かねばならないからである。
[Tad]
プログラミング・トラック上ではなく、本線上で車両をアドレス指定してCV値を設定できる機能のこと。ヘッドライトの点滅効果を試したり、速度の設定に便利。
[taknom]
“Digital Command Control, the Comprehensive Guide to DCC” by Stan Ames, Rutger Friberg, Ed Loizeaux (2nd printing) のこと。DCCの全般に亘って客観的な記述でまとめてある。著者のLoizeaux氏(ロワゾーと発音する)はサンフランシスコ郊外に居住するSゲージャーで細密レイアウトを所有し、DCC化している。
[Tad]
Rutger Frieberg氏によるDCCのDIY実例紹介本。[第6巻](http://www.hobby.se/Rutger/RutgerMRE6.html)が黄色なのでそれを指す。1から5巻はDCCのテスタなどの記事が多い。
SNJPNで発売しているデコーダ・プログラマーDP1の俗称。 DCCの能力を最大限に発揮させるにはCVを変化させる必要がある。
赤い箱出現以前は、すべてのCVを紙に書き出して一つずつ変えては、紙の上の記録を書き直すしかなかった。その次はRS232Cの時代でコマンドステーションからのケーブルを使ってPCにつなぎ、大変な時間をかけて出力曲線を修正する必要があった。どちらもかなりのスキルが要求され、誰にでも勧められるものではなかった。 せいぜい機番変更しかしない人には何の問題も無いが…。 赤い箱を使えばUSBポートにつなぐだけで瞬時に出来る。
プログラミング・トラックに直接つないでおけば、機関車をそこに持ってきてSWを切り替えるだけでデコーダの中を覗ける。しかもその場でコンピュータ画面から走行はもちろんのこと、全てのファンクションの試運転までできる。この簡易コマンドステーションの機能は便利である。
[Tad]
デコーダのファンクションに付いて、スロットルのボタンとデコーダのファンクションの
組換えをする機能で、CV値のプログラミングによって変更する。ただし、この機能の有無や、設定方法については、デコーダによってまちまちなので注意されたい。
[snjpn]
NMRAでの[推奨規格](http://www.dcc.info/standards_rps/rp922.html)があります。
ただし各メーカーがこれに従う必要はありません。
[nya]
マッピングmappingとは数学用語で写像のことである。実数から実数への写像が関数であるともいう。従ってある数値とそれと組み合わせる機能が対応するよう割り当てることをmappingといい、それの組替えはre-mappingである。
デコーダのみならずコマンドステーションの設定を替えることも言う。例えばSoundtraxxの蒸機用デコーダとディーゼル用デコーダのベルのファンクション#が異なるのでキャブ側で統一するときにも用いる。
[Tad]