Yahoo! オークションで入手した乗工社の加藤DLを作っています。これで、酒井2種と加藤が一通りそろいました。もっとも、加藤というか、Joe Works ですけれど。
これは他に作った乗工社のロコと異なり、なかなか走ってくれなくて困りました。ケースをあけたときから、モーターの回転子の部分が緑色になっていました。錆ているんでしょうか? 組み立てる前に、まずモータの軸受け部分にタミヤのミニ四駆用グリスを入れて、パワーパックの80%くらいのところでモーターだけを両方向30分くらい回します。古いキットのためか最初はスムーズでないのですが、30分くらいで音も静かになり回転も滑らかになってきます。次に車輪とギアをプラスチックのフレームにはめ込む前に、車軸やギヤにタミヤのグリスを入れておきます。モータを取り付けた後、やはり80%くらいの電圧で30分ずつ回します。これで、車輪の回転もだいぶスムースになります。
これまでのロコはこれだけで低速も安定して走ったのですが、こいつはダメでした。線路にのせて電圧をかけてもぎくしゃくして、すぐに止まってしまいます。パワーパックにKATOのトラコンを使っているので、パワーパックのノブが0になっていても、ロコがちゃんと集電しているときにはモーターからうなり音が聞こえます。しかし、このロコが走行中に突然停止したときには、そのうなり音も聞こえませんでした。これから、停止の原因は集電不良と考えて、線路をリグロインで拭いたり、車輪に「集電向上剤LOCO」を塗って走らせたりしているうちに、だんだん走るようになってきました。グリスが回ったということもないと思うのですが、車輪が汚れていたのでしょうか。