DCCの固定式HOレイアウトで、どの会社の線路を使おうか考えています。
DCCだと、アナログコントロールのようにポイントの切り替えを使って通電をコントロールするのではなく、全線路の全区間に常に通電すれば良いため、ポイントに対する考え方を変える必要がありそうです。
Nゲージでは手持ちの線路であるカトーのユニトラックを使っていますが、ポイントの設定を「非選択」に切り替えることで全区間に通電されます。また、フログも絶縁されているので、ポイントが切り替わっていない方向から列車がきた場合にもショートすることがありません。
アメリカ型だと、Walthers/Shinohara のコード83レールが広く使われているようです。実物のレールに近い形状をしているそうで、また多種のポイントやクロスが用意されているので良さそうです。ただし、ポイントは両側のフログレールが接続されていて、分岐側にギャップが必要なタイプです。DCCではショートの危険性を考慮する必要があります。
Peco の Insuflog ポイントを買ってみたところ、フログレールが絶縁されていて、対応する側のポイントレールとのみ接続されています。アナログ式でもポイントの切り替えで通電をコントロールでき、しかもギャップを作る必要が無い合理的なポイントであると思われます。DCCにした場合でもショートの心配も無く、分岐側にフィーダを付ければ全区間に通電できそうです。
因に、Peco でも Electroflog のポイントでは両側のフログレールが接続されています。
米国 Yahoo eGroups の DCC4ALL で、DCCの配線について解説している Allan Gartner’s Wiring for DCC が紹介されていました。全部のページを見たわけではありませんが、詳細にわたって書かれています。