DCCを試してみました

初心者向けのレイアウト作成の本や、Model Railroader 誌を読んでいるうちに、DCC (Digital Command Control) に興味を持つようになりました。DCCと言えば最も普及しているのはアメリカ型ですが、Gazette 誌を含めて、アメリカ型レイアウトの記事を多く読んだためか、Kadee カプラーへの興味とあわせて、アメリカのローカル線のレイアウトもいいかなぁと思うようになりました。近所の模型屋で聞いてみると、DCCは集電に厳しいとか、扱っていないとか、何となく否定的な返事。でも、コンピュータ好きの私としては、ディジタルと聞いてのがす手はありません。

とりあえず、一番手軽に試せそうなNゲージを選び、線路は手持ちのKATOユニトラックを使うことにし、コントローラーはKATOカスタムショップから通販で基本セットのD101を入手しました。ロコは、通販サイトの写真とにらめっこした挙げ句、はじめからDCCデコーダが装備されている、Atlas社の H16-44 ディーゼル機関車にしました。カプラーは、Kadeeに似た形のものが付いています。

まずはアナログのコントローラでそのままロコを走らせてみたのですが、デコーダを装備していない普通のロコと同じように走ります。ちょっと前に買ったアメリカ製の模型とは異なり、ギヤの音も静かで低速からスムーズに走るのに驚きました。実際の製造はどこで担当しているのかは知らないのですが、日本製が優位とは言えなくなってきている気もしました。

ユニトラックのポイントは全て非選択、フログ非導通のスプリングポイントモードにして使うと、単にロコを進めたい方向にポイントを切り替えるだけでスムーズに運転できるので、とても快適です。また、入り組んだ線路を作っても、ギャップやフィーダに悩む必要もありません。今の線路も、エンドレスの外側の側線から給電しています。

今のところDCC装備のロコは1台しかないし、線路の長さも大したことはないのですが、DCCならではのよさとして、加速とブレーキングのシミュレーションがあります。通常のアナログ制御では、コントローラのノブの位置とロコの速度は一致していて、慣性を感じることはありません。これでは実感的でないということで、トランジスタコントローラで加速、ブレーキングをシミュレートしている製品もあります。DCCにも加減速の機能があるので、ノッチを急にあげてもロコは緩やかにスタートし、ブレーキも実物のようにゆっくりかかります(慣性の程度を設定できます)。短い側線にロコを入れる時には慎重に運転しないと車止めにぶつかってしまうくらいです。これだけでも、小さなNゲージの機関車が急に重量感を伴って見えてきます。心配していた集電に起因する問題もなく、ロコの動きにはとても満足しています。

機関車1台だけですけれど、ちょっと試しただけでも日本で DCCが普及しないのを不思議に思ってしまいました。個人的には、DCCでない車両を買う気は無くなりそう。今持っているナローのモデルや、日本型NゲージもDCC化したいと思うぐらい魅力的です。最近バックマンから出てくるOn30の車両がどれもDCC対応になっているのも納得。

DCCの説明には、既存の車両も走らせることができると書いてはありますが、私の印象では共存は現実にはちょっと無理。DCCのレイアウトと、アナログのレイアウトは別にした方が良さそうです。

一緒にオーダしたmdc社の貨車(ボックスカー)は、特に書かれていませんでしたがキットだったのでちょっと驚きました。でも、ナローゲージ同様に車両の製作からレイアウトまでいろいろと楽しめそうです。

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アメリカのディーゼルロコには側面に4桁の車両番号が入っています。この番号とDCCのアドレスが一致するように設定してやると、運転気分も盛り上がります

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